【営業DX】問い合わせ即アポ！formrunとbookrun連携で実現する最強の自動化フロー

「Webサイトから問い合わせは来るのに、なかなか商談の日程が決まらない…」
「こちらから候補日をメールで送っても、返信が来る頃には予定が埋まってしまっている…」
「見込み客の熱量が高いうちに、その場でアポイントを取り付けたい！」

インサイドセールスにおいて、「鉄は熱いうちに打て」は鉄則です。問い合わせをしてくれた直後のお客様は、最も関心が高く、話を聞いてくれる可能性が高い状態にあります。しかし、従来の「メールでの日程調整」を行っている間に、その熱量は急速に冷め、競合他社に奪われてしまうケースが後を絶ちません。

この記事では、この「魔のタイムラグ」をゼロにするための、最強の営業DX手法を解説します。使うのは、フォーム作成ツール`formrun`と、日程調整ツール`bookrun`。この2つを連携させ、「問い合わせ完了と同時に、アポイント日程を確定させる」自動化フローを構築することで、機会損失を根絶する方法を、具体的な設定手順とともに公開します。

【定量的根拠】「即時日程調整」がアポイント獲得率を倍増させる理由
【実践ガイド】formrun × bookrun で作る「自動アポ獲得マシーン」
【応用テクニック】条件分岐で「確度の高い顧客」だけを誘導する
結論：営業DXは「顧客の時間を奪わない」こと
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【定量的根拠】「即時日程調整」がアポイント獲得率を倍増させる理由

なぜ、問い合わせ直後のアプローチが重要なのか。それはデータが証明しています。

「5分以内」の法則：ハーバード・ビジネス・レビューの調査によると、問い合わせから5分以内にコンタクトを取った場合、30分後に連絡した場合に比べて、アポイント獲得率が約21倍高くなるというデータがあります。
メール往復のコスト：通常の日程調整では、平均で3往復のメールやり取りが発生し、確定までに1日〜3日かかります。この間に顧客の関心は薄れ、約30%が離脱（音信不通）になると言われています。

つまり、問い合わせ完了画面（サンクスページ）でその場で日程を押さえてもらうことができれば、この「離脱リスク」を物理的にゼロにできるのです。

【実践ガイド】formrun × bookrun で作る「自動アポ獲得マシーン」

では、具体的にどのようにシステムを構築すればよいのでしょうか。プログラミング知識は不要です。以下の3ステップで完了します。

Step1：bookrunで「予約ページ」を作成する

まず、日程調整ツール`bookrun`で、GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携した「予約ページ」を作成します。ここで発行されるURL（例：https://b-book.run/user/yourname）が、自動化の鍵となります。

誰でもカンタン！共有リンクを送るだけ｜日程調整ツール『bookrun』

Step2：formrunの「完了画面（サンクスページ）」にURLを設置する

次に、`formrun`で作成した問い合わせフォームの設定画面を開き、「完了画面設定」に進みます。

完了メッセージの編集：「お問い合わせありがとうございます」という定型文の下に、以下のような強力なCTA（行動喚起）を追加します。
「今すぐ無料相談の日程を確定できます。以下のボタンからご希望の日時をお選びください」
ボタンの設置：`bookrun`で発行した予約ページのURLをリンクさせたボタンを設置します。

これにより、顧客は問い合わせ送信直後の「最もモチベーションが高い瞬間」に、カレンダーから空き枠を選んで予約を完了できるようになります。

Step3：「自動返信メール」にもURLを記載する（二重の網）

万が一、完了画面で予約しなかった顧客のために、`formrun`の「自動返信メール」機能も活用します。

メール本文の追記：自動返信メールの本文にも、「下記URLから、担当者との打ち合わせ日程を直接調整いただけます」という案内と、`bookrun`のURLを記載しておきます。

これで、顧客はメールを確認したタイミングでも、ワンクリックで日程調整に進むことができます。

【formrun】

【応用テクニック】条件分岐で「確度の高い顧客」だけを誘導する

`formrun`の有料プラン（STARTERプラン以上）で使える「条件分岐フォーム」機能を組み合わせれば、さらに高度な自動化が可能です。

設問：導入予定時期は？	アクション
「すぐに導入したい」	完了画面で「商談予約（60分）」のbookrun URLを表示
「3ヶ月以内」	完了画面で「製品デモ予約（30分）」のbookrun URLを表示
「情報収集のみ」	資料ダウンロードボタンのみを表示（日程調整は表示しない）

このように、顧客の温度感に合わせて最適なネクストアクションを自動で出し分けることで、営業担当者は「今すぐ客」の対応に集中できるようになります。

結論：営業DXは「顧客の時間を奪わない」こと

この仕組みの素晴らしい点は、自社の工数削減だけでなく、顧客にとっても「メールのやり取り」という面倒な手間がなくなることです。顧客の時間を奪わず、最短ルートで解決策（商談）へと導く。これこそが、顧客満足度を高め、成約率を最大化する、真の営業DXです。

まずは無料プランから始められる`formrun`と`bookrun`で、あなたの会社の問い合わせフォームを「自動アポ獲得マシーン」へと進化させてみませんか。

formrunとbookrunは、必ずセットで使う必要がありますか？

いいえ、それぞれ単独でも利用可能です。しかし、両方とも「株式会社ベーシック」という同じ会社が提供しているサービスであり、思想やUIが統一されているため、組み合わせて使うことで最大のシナジーを発揮します。もちろん、formrunで作ったフォームに、他社の日程調整ツールのURLを貼ることも技術的には可能です。

この仕組みを作るのに、どのプランが必要ですか？

基本的な「完了画面へのURL設置」や「自動返信メール」であれば、formrunもbookrunも、FREEプラン（無料）だけで構築可能です。ただし、記事内で紹介した「条件分岐」や「チームでの顧客管理」を行う場合は、formrunのSTARTERプラン以上が必要になります。まずは無料で試して、効果が出たら有料化するのがおすすめです。