【設定ガイド】KasperskyとMillenVPN、プロが教える「絶対にONにすべき機能」

セキュリティ

「セキュリティソフトはインストールしたから、もう大丈夫」
「VPNは契約したけど、細かい設定は初期状態のままだ…」
「警告が出ても、よく分からないから『許可』を押してしまっている…」

もしあなたがそう考えているなら、非常に危険な状態です。セキュリティソフトやVPNは、ただ導入するだけでは、その性能の半分も発揮できていない可能性があります。近年のサイバー攻撃は巧妙化しており、初期設定のままでは防ぎきれない脅威(ランサムウェアや高度なフィッシング詐欺)が増加しているからです。

この記事では、中小企業におすすめの最強セキュリティ・コンビである`Kaspersky(カスペルスキー)``MillenVPN`について、「プロなら必ずONにする推奨設定」「現場で使える運用テクニック」を徹底解説します。たった数分の設定変更で、あなたの会社の防御力は劇的に向上します。

【Kaspersky編】ランサムウェアを防ぐ「鉄壁の設定」

Kasperskyは多機能ですが、特に以下の3つの機能を正しく設定することで、未知の脅威に対する防御力が格段に上がります。

設定1:最後の砦「システムウォッチャー」を必ず有効化

これはKasperskyの最強の機能の一つです。万が一、未知のランサムウェアに感染し、ファイルが暗号化されそうになった時、その挙動を検知してプロセスをブロックし、さらに変更されたファイルを自動でバックアップから復元(ロールバック)してくれます。

  • 設定方法:設定 > プロテクション > システムウォッチャー > 「システムウォッチャーを有効にする」にチェックを入れる。
  • 運用のコツ:この機能は「最後の砦」です。誤検知を恐れて無効化することは絶対に避けてください。

設定2:「ネット決済保護」で銀行口座を守る

ネットバンキングやECサイトにアクセスする際、通常のブラウザではなく、セキュリティが強化された専用ブラウザを自動で起動する機能です。キーロガー(キーボード入力の盗聴)やスクリーンショット撮影によるパスワード漏洩を防ぎます。

  • 設定方法:設定 > プロテクション > ネット決済保護 > 有効化し、利用する銀行のURLを登録する。

設定3:「Webアンチウイルス」の強度調整

フィッシングサイトや危険なスクリプトが埋め込まれたWebサイトへのアクセスをブロックします。業務でWeb閲覧が多い場合、ここの設定が重要になります。

  • 推奨設定:セキュリティレベルを「中」または「高」に設定し、「危険なWebサイトへのアクセスをブロックする」を選択します。
カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ

【MillenVPN編】情報漏洩を許さない「鉄壁の接続」

VPNは「繋がっている時だけ安全」なツールです。しかし、予期せぬ切断や接続忘れが、命取りになります。

設定1:IP漏洩を防ぐ「キルスイッチ」

VPN接続が何らかの理由(電波状況など)で突然切断された場合、PCは自動的に通常の(暗号化されていない)インターネット接続に戻ろうとします。この一瞬の隙に、本来のIPアドレスや通信内容が漏洩するリスクがあります。「キルスイッチ」は、VPNが切断された瞬間、インターネット接続そのものを遮断し、データの流出を物理的に防ぐ機能です。

  • 設定方法:アプリの設定画面 > 接続 > キルスイッチ > 「有効」にする。
  • 重要性:カフェやホテルなど、通信が不安定な場所で作業する際には、必須の設定です。

設定2:うっかりを防ぐ「自動接続」

「VPNに繋ぐのを忘れて、そのまま業務を開始してしまった」というヒューマンエラーをなくします。

  • 設定方法:アプリの設定 > 一般 > 「アプリ起動時に自動的に接続する」にチェックを入れる。
  • 運用のコツ:PCを起動したら、意識せずとも常にVPN経由で通信する状態を作ることが、最も安全な運用です。
MillenVPN

結論:ツールは「設定」して初めて「武器」になる

高機能なセキュリティソフトもVPNも、正しい設定を行わなければ、ただの「入れているだけ」のソフトになってしまいます。今回ご紹介した設定は、いずれも数分で完了するものばかりですが、その効果は絶大です。

まだ導入していない方は、まずツールを手に入れ、そして既に導入済みの方は、今すぐ設定画面を開いて確認してください。その数分の作業が、あなたの会社の数千万円の資産を守ることになるのです。

設定を変更すると、PCが重くなりませんか?

セキュリティレベルを上げると、スキャン頻度が増えるため、理論上は負荷がかかります。しかし、Kasperskyなどの最新ソフトは非常に軽量化されており、近年のPCスペックであれば、業務に支障が出るほどの遅延を感じることは稀です。安全性と快適さのバランスを見ながら調整してください。

キルスイッチを有効にすると、ネットが繋がらなくなることがありますか?

はい、VPN接続が確立できない場合(サーバーダウンや極端な回線不調など)、インターネット接続自体がブロックされるため、繋がらなくなります。その場合は、一時的にキルスイッチをオフにするか、別のVPNサーバーへの接続を試みてください。これは「危険な状態で通信させない」という安全装置が正常に作動している証拠です。

社員全員のPC設定を確認するのは大変です。どうすればいいですか?

それが法人向けプランの出番です。Kaspersky Endpoint Security Cloudなどを導入すれば、管理者はクラウド上のコンソールから、全社員のPCに対して一括で推奨設定を適用(ポリシー配信)できます。個別にPCを操作する必要はなく、設定漏れも防げます。

PR/広告表記

【PR】本記事には、事業者への送客により報酬を得る広告が含まれます。比較・選定は本文記載の基準と一次情報(公式/公的)に基づき実施しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました