「今日も100件電話して、アポイントはゼロ…」
「ガチャ切りされるたびに、心が折れそうになる」
もしあなたが、今だに昭和スタイルの「根性テレアポ」で消耗しているのなら、少し立ち止まって考えてみてください。そのやり方は、あなたのスキル不足ではなく、手法そのものが時代に合っていないのかもしれません。
現代の賢い営業チームは、精神力をすり減らす代わりに、便利なツールを組み合わせて「仕組み」で売上を作っています。
その黄金パターンとも言えるのが、企業リスト自動収集ツール「Urizo(ウリゾ)」と、フォーム作成・顧客管理ツール「formrun(フォームラン)」を組み合わせた「自動営業リスト作成&フォーム営業」です。
今回は、テレアポ地獄から抜け出し、少人数でも効率よく商談を生み出すための「営業DX」の手順を解説します。
なぜ今、「テレアポ」よりも「フォーム営業」なのか?
テレワークが普及し、オフィスに担当者が不在のことも多い現在、電話による営業(テレアポ)の効率は劇的に下がっています。
- 繋がらない: 代表電話にかけても担当者が不在。
- ブロックされる: 受付で断られ、決裁者に届かない。
- 精神的負担: 露骨に嫌がられ、時間を浪費するストレス。
そこで注目されているのが、企業のWebサイトにある「問い合わせフォーム」からアプローチを送る「フォーム営業」です。
フォーム営業のメリット
フォーム営業には、電話にはない以下のようなメリットがあります。
- 決裁者の目に留まりやすい: 問い合わせ内容は担当者や経営層がチェックしていることが多く、ダイレクトに届く確率が高い。
- 24時間送信可能: 相手の業務時間を気にせず、深夜や早朝でもアプローチできる。
- 視覚的に伝わる: URLやサービス概要を記載できるため、電話よりも情報が伝わりやすい。
しかし、フォーム営業にも課題はあります。それは「送信先リストを作るのが面倒」なことと、「反応があった後の管理が煩雑になる」ことです。
この2つの課題を解決するのが、今回紹介する「Urizo」と「formrun」です。
Step1:営業リストは作らず「収集」する。「Urizo」の活用法
フォーム営業を行うには、まずアタックリストが必要です。これを手作業でGoogle検索し、Excelにコピペして作っていては、日が暮れてしまいます。
そこで使うのが、企業情報収集ツール「Urizo(ウリゾ)」です。
Urizoとは?
Web上に存在する企業情報を、クローラーが自動で収集してくれるツールです。「iタウンページ」「ハローワーク」「各種ポータルサイト」など、30以上の情報源から最新の企業データを抜き出せます。
Urizoが「フォーム営業」に最強な理由
Urizoが優れているのは、単に住所や電話番号を集めるだけではない点です。
- 「問い合わせURL」も収集可能:
ここが最大のポイントです。通常のリスト作成では見落としがちな「問い合わせフォームのURL」や「メールアドレス」も自動収集項目に含まれています。これにより、収集したリストへ即座にアプローチが可能になります。 - 圧倒的な時短:
手作業なら1件5分かかるリスト作成が、Urizoなら数分で数百件〜数千件をリスト化できます。1件あたりのコストも数円以下に抑えられます。
まずは、Urizoの「無料版(1,600件分のリスト収集)」を使って、自社のターゲットとなる業界・地域のリストを抽出してみましょう。
Step2:アプローチ後の受け皿を作る。「formrun」の活用法
リストができたら営業メッセージを送りますが、ここで重要なのは「興味を持った客をどう捕まえるか」です。
メールやフォームの文末に「興味がある方は返信ください」と書くだけでは不十分です。返信メールが埋もれてしまったり、Excelでのステータス管理が煩雑になったりして、せっかくの見込み客を取りこぼす原因になります。
そこで、アプローチの「受け皿」として「formrun(フォームラン)」を用意します。
formrunとは?
専門知識不要で、誰でも30秒でデザイン性の高いフォームが作れるツールです。しかし、formrunの真価は「カンバン方式の顧客管理(CRM)」にあります。
この組み合わせの必勝パターン
- 専用フォームを作成:
formrunで「資料請求」や「無料相談」のフォームを作ります。 - 営業文面にURLを記載:
Urizoで集めたリストへの送信文面に、「詳細や資料請求はこちら」としてformrunのURLを貼ります。 - 自動でリスト化:
顧客がフォームに入力すると、formrunの管理画面上に「カード」として自動生成されます。 - カンバンで進捗管理:
Trelloのような画面で、その顧客カードを「未対応」「商談中」「成約」といったステータスにドラッグ&ドロップで移動させて管理します。
これにより、「反応があったホットな顧客」だけが自動的に可視化され、チーム全員で対応漏れを防ぐことができます。脱・Excel管理の決定版です。
Step3:【実践編】Urizo × formrun 営業自動化フロー
それでは、実際にこの2つを組み合わせた「営業DX」の流れを整理します。
- 1.【ターゲット抽出】
- Urizoを起動し、「東京都」「IT企業」「従業員50名以下」などの条件で検索。数千件のリスト(問い合わせURL付き)を一気にダウンロードする。
- 2.【受け皿用意】
- formrunでランディングページ代わりとなる「資料請求フォーム」を作成し、URLを発行する。
- 3.【アプローチ】
- リストに対し、フォーム送信(または一斉メール配信)を行う。文面には「ご興味があれば、下記より資料をご覧ください」とformrunのURLへ誘導する。
- 4.【自動選別】
- 興味がない層はスルーされる。興味がある層だけがformrunに入力し、管理画面に「見込み客」として自動登録される。
- 5.【クロージング】
- 営業担当は、formrunに通知が来た「今すぐ客」だけに集中して連絡をとる。
この仕組みを作ってしまえば、もう「電話帳の上から順番に電話をかける」必要はありません。断られるストレスから解放され、営業マンは本来の仕事である「商談」に集中できるようになります。
まとめ:精神論ではなく「仕組み」で売上を作る
「気合いで電話しろ」「足で稼げ」という精神論は、今の時代、通用しなくなってきています。
- Urizoでリスト作成時間を「0」にする。
- formrunで顧客管理を「自動化・可視化」する。
この2つを組み合わせるだけで、少人数のチームでも驚くほど効率的に新規開拓ができるようになります。
どちらのツールも無料から始められるプランが用意されています。まずはコストをかけずに、この「営業自動化」のサイクルを回してみてはいかがでしょうか。
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