【税理士ドットコム活用術】良い税理士・悪い税理士の見極め方|面談で絶対にすべき7つの質問

税理士

「税理士ドットコムで、3人の税理士を紹介してもらった。でも、どの人が本当に良いのか分からない…」
「面談では、みんな良いことしか言わない。何を基準に選べば失敗しないんだろう?」
「顧問料は安いけど、本当にこの人で大丈夫だろうか…」

税理士マッチングサイトの利用は、税理士探しの「手間」を劇的に削減します。しかし、それはあくまでスタートラインに立ったに過ぎません。最終的に、あなたの会社の未来を左右する重要なパートナーを**「見極める」**のは、経営者であるあなた自身です。フィーリングや価格の安さだけで選んでしまうと、「ただ記帳をしてくれるだけ」「相談しても当たり障りのない回答しか返ってこない」といった、後悔に繋がりかねません。

この記事では、`税理士ドットコム`などを通じて紹介された税理士候補との面談に臨む、すべての経営者・個人事業主に向けて、単なる「業者」ではなく、事業を成長させる「戦略的パートナー」を見抜くための、具体的な質問リストを伝授します。この質問をぶつけることで、相手のスキル、スタンス、そしてあなたとの相性が、面白いほど明確になるはずです。

【大前提】「良い税理士」の2つの役割:「守り」と「攻め」

まず、私たちが目指すべきゴールを定義しましょう。「良い税理士」は、以下の2つの役割を高次元でこなせる専門家です。

  • 守りの役割(基本業務):正確な月次決算と税務申告、コンプライアンス遵守。会社の足元を固める、経理部長としての役割。
  • 攻めの役割(付加価値):データに基づいた経営助言、積極的な節税提案、資金調達支援。会社の未来を共に創る、CFO(最高財務責任者)としての役割。

多くの経営者が「守り」の役割だけで満足してしまいがちですが、企業の成長を加速させるのは、間違いなく「攻め」の役割です。これから紹介する7つの質問は、候補者が「攻め」の視点を持っているかを見極めるための、強力なリトマス試験紙となります。

【実践】面談で絶対にすべき7つの戦略的質問

質問1:「先生のクライアントで、うちと同じIT業界の企業はどのくらいいらっしゃいますか?その業界特有の税務上の論点があれば教えてください」

【見極めるポイント:業界への専門性】
IT業界ならソフトウェアの資産計上、飲食業なら仕入税額控除、建設業なら工事進行基準など、業界ごとに特有の会計・税務ルールが存在します。この質問に対して、具体的で分かりやすい回答が返ってくるか。抽象的な一般論で終わるようなら、その税理士はあなたの業界のプロではないかもしれません。

質問2:「クラウド会計ソフト(freee, マネーフォワード)の導入と運用に、どの程度精通していますか?」

【見極めるポイント:ITリテラシーと効率化へのスタンス】
「紙の領収書を送ってくれれば、こちらで入力します」という税理士は、もはや時代遅れです。クラウド会計を導入し、銀行口座やクレジットカードを連携させ、経理を自動化することに協力的か、むしろ積極的に推進してくれるか。このスタンスの違いが、将来のあなたの会社のバックオフィスの生産性を決定づけます。

質問3:「決算の3ヶ月前になったら、どのような節税の提案をいただけますか?」

【見極めるポイント:節税への積極性】
「良い税理士」は、決算が終わってから「税金は〇〇万円です」と報告するだけではありません。決算前に利益予測を行い、「このままだと税金が高くなるので、今のうちに消耗品を買いませんか?」「倒産防止共済に加入してはいかがですか?」といった、**合法的な節税策を先回りして提案**してくれます。この質問は、その積極的なスタンスを持っているかを探る、非常に有効な一手です。

質問4:「今後、銀行からの融資を検討しています。その際、どのようなサポートをいただけますか?」

【見極めるポイント:資金調達支援の実績】
資金調達は、企業の成長に不可欠です。単に決算書を作成するだけでなく、金融機関が納得する事業計画書の策定支援や、資金繰り表の作成、面談への同席といった、具体的な支援実績があるか。金融機関とのコネクションを持っているかも、重要な判断材料です。

質問5:「月次の試算表は、いつまでに、どのような形で報告いただけますか?」

【見極めるポイント:コミュニケーションのスタイルとスピード】
「良い税理士」は、ただ数字の羅列である試算表をメールで送ってくるだけではありません。「先月は広告費が増えたので利益が圧迫されていますね」「売掛金の回収が少し遅れているようです」といった、経営に役立つコメントを添えて報告してくれます。報告のスピード(翌月10日までに、など)と、その質を確認しましょう。

質問6:「先生ご自身が、今後どのような分野の専門性を高めていきたいとお考えですか?」

【見極めるポイント:税理士自身の成長意欲】
税法や経営環境は、常に変化しています。税理士自身が、例えば国際税務、M&A、DX支援といった、新しい分野の知識を積極的に学んでいるか。そのスタンスは、あなたの会社が将来直面するであろう、新しい課題に対応してくれるかの指標となります。

質問7:「顧問料の見積もりについて、この金額に含まれるサービス範囲を具体的に教えてください」

【見極めるポイント:料金体系の透明性】
「月額顧問料」に、記帳代行、給与計算、年末調整、償却資産税の申告などが含まれているのか、それとも別途料金なのかを、この場で明確にしましょう。後から「これは別料金です」と言われるトラブルを防ぐための、最も重要な確認事項です。

結論:「税理士ドットコム」で、最高のパートナーシップを

これらの質問をぶつけることで、各税理士の能力とスタンスが、面白いほど浮き彫りになるはずです。`税理士ドットコム`は、あなたに複数の「面談の機会」を提供してくれます。その機会を最大限に活かし、これらの戦略的質問を通じて、単なる業者ではない、あなたの会社の未来を共に創る「戦略的パートナー」を見つけ出してください。

税理士ドットコム

複数の税理士と面談するのは、失礼にあたりませんか?

全く失礼ではありません。むしろ、重要な経営パートナーを選ぶ上で、複数の専門家を比較検討するのは、経営者として当然の、そして賢明な行動です。税理士側も、相見積もりになることは理解しています。

面談の際に、準備しておくべきものは何ですか?

可能であれば、過去の決算書(2期分ほど)や、月々の売上・経費が分かる資料(試算表など)があると、より具体的で深い話ができます。また、自社の事業内容を簡潔に説明できる資料(会社パンフレットやWebサイトなど)も用意しておくとスムーズです。

若い税理士とベテランの税理士、どちらが良いですか?

一長一短があります。ベテランの税理士は、豊富な経験と税務調査への対応力に長けていることが多いです。一方、若い税理士は、ITリテラシーが高く、クラウド会計の導入や新しい節税スキームに積極的である傾向があります。重要なのは年齢ではなく、この記事で挙げた7つの質問に対して、あなたの会社の成長戦略に合致する回答をしてくれるかどうかです。

税理士ドットコムで紹介された税理士を面談で見抜く7つの質問

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